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猫と入院と新作。その2
年末に猫を亡くしてほどなく、仕事中に救急車で運ばれまして。 朝からちゃんと喋れてないな、っていう感じはあったんだけど。 なんかさ、寝不足のときって呂律が回らないことってあるじゃないですか。 頭がまだ起きていないっていうか。寝ぼけてるっていうか。 朝の六時には家を出てるから、五時すぎには起きるんですよ。 たしか前の晩、風呂で寝てしまって(※あぶない)、二時ぐらいに布団に入ってるから、まあ仕方ないかなという気持ちだったんだけど。 可能性としては、脱水症状だろうと思ったのね。 風呂で寝ちゃったし、あがってからも、朝起きてからも水分とってなかったし。 とりあえず水飲んで、塩タブレット齧ってみたんだけど。 まあ。 仕事中もちゃんと喋れない。 商品の移動なんかでも、力が入らない。 機械の操作や電卓も間違える。 あれ? 寝不足、だよな? 早めに休憩とろうと思って、車で寝ようとしてたら、心配してくれたパートさんが救急車呼んでくれた。 ちょっと寝れば大丈夫ですよー。 なんて言ったけど、説得されて病院直行。 うん。 脳梗塞だった。 ICUに運び込まれたときは、夢で
裕介 香津宮
4月17日読了時間: 3分


猫と入院と新作。その1
年の瀬に、15年飼ってた猫が亡くなった。 Twitterのアイコンにしてた子。 前に飼ってたハチワレ猫がある年の冬に帰ってこなくて、そのまま何年かして、 悲しいけど気持ちを切り替えようと、「猫ほしいんだよね」って職場の子に聞いたら 「うちの近所に生まれたよ!」と写真を見せてもらったんだ。 まだ母猫のおっぱいに群がっている五匹ぐらいの写真で、 顔も見えなかったけど、白猫で、片手だけが黒くて、 見た瞬間「この子いい!」ってなって、次の休みに一緒に見に行った。 小学生の頃から、たびたび猫を拾ってくるタチだったんだけど、 その頃は外飼いだったから、病気で死んだりカラスにやられたりがあった。 父親の作業場の休憩室みたいなところに夜は入れて、日中は外に放し飼いみたいな感じ。 祖父祖母が動物を嫌っていたから、そこまでしか許されなかったんだよね。 メインというか、小学生の頃から我が家で飼っている猫が続いてて。 それとは別に新しい子猫が入ってくる感じかな。 1~2匹、たまに3匹。まあ、みんな長生きはしないよね。 そんときの子猫が、カギ尻尾のキジトラ。目がクリンクリ
裕介 香津宮
4月6日読了時間: 4分
短編の新作あげました。
ひさびさに「なろう」に『妖隠録』の新作を投稿いたしました。 『妖隠録 弐 ~ 人魚』でございます。 これあれだよね、谷崎の『人魚の嘆き』だね、て思ってもらえるとニヤリとします。 日本妖怪としての人魚じゃないので、はたして妖隠録シリーズで良かったのか...
裕介 香津宮
2023年8月20日読了時間: 1分
そして世界は言った。
もう一度、旅に出ませんか。 輝かしい世界の色を思い出してみませんか。 あのすばらしく美しく、物悲しい寂寥に満ちた。 あの深い苦しみと、あの目覚ましく勇敢なる、 すべての、 すべてに愛され、憎み捨てられた世界を。 眠る人々は死んでいない。 待っているのです。 言葉を。 待っているのです。 だから、あなたは言って。 ただ言って。 「光あれ」と。 待っているのです。 ずっと。 ずっと。 あなたは飢えている。
裕介 香津宮
2023年6月15日読了時間: 1分
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